
丹羽鋹之 著作集
初代牧師である丹羽鋹之先生の著書をご紹介します。
信仰によって彼らは(2)バラク、エフタ、サムソンの場合-ヘブル人への手紙11章32節-

”本書では士師バラク、エフタ、サムソンについて語られて参ります。
約束の地イスラエルに導き入れられたにもかかわらず、異邦人との闘い、偶像との闘いなどに明け暮れた時代に生きた士師たちでありました。
士師の時代も混迷のときでありましたが、私たちの只今の時代もまた、まことに混迷のときでございます。
それだからこそ信仰のみが問われている時であると思います。
バラク、エフタ、サムソンたちがどのように主に用いられ、主の器とされていったか、それは時代を生きる私たちにとり、大切な道標となるのではないでしょうか。”
(「はじめに」より抜粋)
2004年4月 初版発行
1,000円+税
馬小屋にひれ伏して(降誕説講解)

”本書の刊行は先生御自身が数年前から願っておられたもので、クリスマス聖日ごとに語られた聖書講解であります。
イエス・キリストの降誕は人間の歴史の中に、2000年前、人としてこの世に下り給い、私たちの罪のために自ら十字架に死んで、私たちを呪われた罪から解放してくださった、そして死に打ち勝って甦り、今も生き給うキリストです。
神学でも教理でもありません。
この生き給うキリストを証しする証人として丹羽先生は生涯を歩まれました。したがって、本書に集録されました聖書講解は先生自身の信仰の告白であり、生きたキリストの証しであります。”
(序より抜粋)
1978年12月10日 初版発行
971円+税
エマオへの道

”キリストの復活、この事実なしにキリスト教はなく、教会の存在はありえない。しかるに近年とみにキリストの復活を否定し、あるいはその事実をゆがめて解する傾向の、一般教会内に強く現れつつあるを見るは、まことに恐るべく、また嘆かわしいことである。
キリストの十字架と復活を、そして再臨を聖書の示すままに信じない信仰は、真のキリスト信仰とは言えない。
かかる教会はキリストの教会にあらずして人間の教会である。教会は教理や神学のキリストでなく、墓を破って甦りたもうた生けるキリスト、ここに生きて今も昔と変わりなく働きたもうキリストを信ずる者たちの集まりである。
本書は復活節ごとに語られたキリストの復活についての聖書の講解であり、私の信仰の告白である。
これによっていささかでも我らの主イエス・キリストの復活についての証しができたならば、私にとってこの上なき幸いである。”
(まえがきより抜粋)
1970年7月10日 初版発行
1,500円+税
わが愛におれ

”本書は丹羽鋹之先生が、1977年10月から11月にかけての聖日礼拝で、4回にわたり病躯を押して講解されたものです。
先生は第4回の講解後、間もなく聖路加病院に入院されて半年足らずで天に召されました。
したがって、これが先生の地上最後の聖書講解となりました。
今にして思えば、丹羽先生は私たち教会員へ、これだけはどうしても言い残しておきたいと切願された信仰の真髄を、このヨハネによる福音書15章1節から7節の講解に凝縮して託されたのです。
本書が1人でも多くの読者の方々に、この「ぶどうの木と枝」のたとえにこめられたイエス・キリストの愛のメッセージをお届けできますよう祈ってやみません”
(まえがきより抜粋)
1991年12月23日 初版発行
800円+税
神愛無限 詩篇103篇講解

”これは昨年刊行した”我を造り給いし神”の続刊で、1963年8月、箱根山上聖書集会において語られた詩篇103編の講義筆記によるものである。
聖書は万人すべてに与えられ、語られている神の言葉である。
それゆえに誰もがこれを理解できる言葉である。
イエスの語られる言葉を聞いた人たちの多くは、知識のある人々ではなかった。
神の言葉は知識のあるなしにかかわらず、聞かんとする者には誰にもわかる言葉である。
しかるに聖書が語られるところにおいて、ことさらに難しい言いあらわしがなされていることは否めない事実である。
本来平易なものを更にやさしく説明することこそ、万人すべてに与えられている聖書の説き方ではないかと思念し、かねてより私は誰にもわかるようにとの念願をもって語ることに心を用いてきた。
本書もまたその方向において語られたものである。”
(まえがきより抜粋)
1965年10月5日 初版発行
286円+税
主の祈り・霊の祈り マタイ6章、第一コリント14章

”…そして祈りをもって歩まされおりますうちに、弟子たちが主に願い出たように、私たちも本当の祈りを教えていただきたいと、そんな願いがおこされてまいりました。
・・・そして更に祈りのあり方をはっきり学ばされたいとの願いが強められ、1975年の2月2日と9日の2回の聖日集会に、丹羽鋹之先生が、「主の祈りについて」「霊の祈りについて」と題して、特に祈りについて語って下さったことを思い出し、この春の合宿集会は、このご講解を中心に行うように導かれました。
そのような導きの中に本書の出版が願わされ、ここに発刊の運びとなりました。”
(まえがきより抜粋)
1983年5月1日 初版発行
600円+税
憩いのみぎわシリーズ

土の器にこの宝を 第二コリント4章7-10
250円+税
迷える羊 ルカ15章1-7
250円+税